健康経営への意識と知識を
高められる
健康経営への理解
チームビルディング
組織パフォーマンス向上
『健康経営ゲーム』とは
『健康経営ゲーム』とは、健康の定義に沿って会社運営を擬似的に体験しながら、個人の健康状態が会社の業績に与える影響を実感できる体験型シミュレーションゲームです。
『健康経営ゲーム』のゴールは、現実のビジネスと同様に会社の業績を上げることです。ですが、それと同時に役職ごとに設定された個別のゴールも達成しなければなりません。
この2つのゴールを達成するためには、最初に与えられた「資金」と「体力」「精神」という「普段見えない健康」といった資源を元手に「プロジェクト」を成功させる必要があります。
しかし、現実同様、個人が持つ資源は有限であり、一人で実現できるプロジェクトは自ずと限られます。それに気づいた時、自然と健康の重要性とコミュニケーションが生まれ、チームとしてのまとまりを獲得していくのです。
『健康経営ゲーム』を通じて得られた気づきは、職場を健康で豊かなコミュニケーションの場に変える事につながります。
『健康経営ゲーム』の効果
1. 健康経営への意識と知識を高めることができる
なぜ普段から「健康」に意識することができないのでしょうか?
それは「健康」は失ったその瞬間にこそ、初めて価値が分かるものだからです。いざ病気になって倒れてしまうまでは、自分の健康状態を把握するのは十分な知識がないとできないことです。もちろん、健康の維持など望むべくもありません。
『健康経営ゲーム』では普段は見えづらい健康の要素である「体力」と「精神」を数値で可視化します。これらは直接的にはゲームの進行になんら影響を与えません。ですがいざプロジェクトを進めようとすると「体力」と「精神」が十分でないとプロジェクトは失敗し、何の成果も得られません。そのため普段は意識できない健康の影響力が分かるのです。
不健康だからプロジェクトが上手くいかず、業績が低迷してしまう。落ちた業績を取り戻そうとより仕事にのめり込んでも、健康を損ねるだけで増々プロジェクトの成功率は落ちていく。この悪循環を『健康経営ゲーム』は表しています。
一方で健康と企業の業績をバランス良くとっていると、プロジェクトは上手く進みます。
成功して得た資金を元にさらに健康維持への投資を深めれば、成功率はどんどん上昇し、それまではできなかったような大きなプロジェクトも実現可能になります。この正の循環も『健康経営ゲーム』では悪循環と同じ理論で表現できているのです。
そのため業績と健康がなぜリンクしているか、論理的に納得できる作りとなっています。
加えて、経済産業省が認定する「健康経営銘柄」の実例をカードでは紹介しています。実際の事例を知ることは、自分の肌感覚での「健康経営」の理解を深めてくれます。どの企業もユニークな施策を採っており、事例を知るだけでも非常に楽しむことができます。
2. 健康への投資と仕組み化の必要性について学ぶ
自分の健康問題を自分一人で解決することはできません。必ず周囲の理解とサポートが必要となります。
特に企業において、社員やスタッフの健康は企業の業績に寄与しているのですから、積極的に健康経営に投資し、社員やスタッフの健康を守ることが企業自身の利益となります。企業が持続的かつ安定した成長を遂げるには組織基盤である社員へのいたわりが必須なのです。
この「健康と業績の関連」および「健康と組織基盤の関連」を研修中に実測データにて紹介します。またゲームと合わせることで、理論と体験の双方から健康経営を実感できます。
これにより健康は個人の責任ではなく、企業の理解とサポートが必須だと誰にでも理解してもらえます。
3. チームビルディングに役立つ
『健康経営ゲーム』が一般的な研修やワークショップと大きく異なる点。それは「参加者が自発的に動き回り、他の参加者と積極的なコミュニケーションを必要とする」ことです。
身体を動かす研修なので、座学の研修にはない「楽しさ」があります。
『健康経営ゲーム』はチーム間の協力と競争の要素が合わさっており、研修をスリリングなゲームにしています。この「楽しさ」は参加者たち自身で作り上げていくものであり、研修終了後に深い満足感を与えてくれます。
また、この『健康経営ゲーム』は、1チームの力のみでは決してクリアができない仕組みで作られており、他チームと協力することで初めて成果を上げられます。コミュニケーションがゲームのカギとなっているのです。そのため、自然に対話と相互理解が促されます。
チームビルディングに必要な「楽しさの共有」と「相互理解と協力」を『健康経営ゲーム』は備えています。
ゲーム体験者の声
“健康経営の取り組みを進めていく中で、「健康」にフォーカスしがちでしたが、従業員が健康な状態でないと、会社の発展につながらないということがよく分かった”
“健康に対しての考え方、特に社会的な健康について新しい視点だと思いました。ゲームは健康経営の本質をつかんでいると感じました。会社の目標と各従業員の目標がそれぞれあり、達成することが大切ですね”
“従業員の健康に配慮し、積極的に投資することの大切さと難しさ。研修でのコミュニケーションを活性化させる方法。いい研修だと思います。ありがとうございました”
“ターンを重ねるごとに、チームを超えて一体感がでてきた。健康の定義と、健康が経営に及ぼす影響を数字だけでなく、ゲームで実感できた”
“普段をおこなっている健康診断やストレスチェックでは見えにくい、自身の健康状態を把握できた。健康経営を推進する立場として本日参加したが、それを実際に行っていくことの難しさをとても感じた。健康経営は、身体の健康だけでなく、仕事への満足度も含め、心も満たして健康にしていくことの大切さを改めて感じた”
“まるで会社の縮図だった。健康について考える、経営とつなげて考える良いチャンスとなった”
“健康を土台にしたうえで、コミュニケーションをしっかりとり、自分たちがやるべきことを明確にした上で行動するという、当たり前だけどなかなかできないことに改めて気づけた”
『健康経営ゲーム』の提供形態
研修講師派遣
弊社から『健康経営ゲーム』の研修講師を派遣します。事前にご担当者さまと打ち合わせを行い、貴社の内情やこれからの展望に合わせて研修資料を調整していきます。
人数
6~50人(講師一人当たり)
人数が50名以上となる場合は複数人の講師で対応させていただきます。その場合でも、全員が一つの会場内でゲームを体験できます。
時 間
金 額
公認ファシリテーター
自分自身が公認ファシリテーターになって『健康経営ゲーム』を活用・運営いただくことも可能です。社内(組織内)で繰り返し実施したい、研修講師として外部の企業に本コンテンツを提供したいという方はお問い合わせください。
金 額
15万円(別途、年間利用料1万2千円)
※2名以上で公認ファシリテーターの養成講座を実施いたします
『健康経営ゲーム』を活用した研修の流れ
1
健康経営の
簡単な説明
2
ゲームの
ルール説明
3
『健康経営ゲーム』
の実施
4
振り返り
SUDACHIの研修実績(一部ご紹介)
韓国大阪青年会議所/キュアコード株式会社/医療介護連携推進会議/株式会社笑農和/富山県/WINフロンティア株式会社/北陸銀行/富山商工会議所青年部/多摩商工会議所/株式会社スギノマシン/すかいらーくグループ労働組合連合会/和楽グループ/株式会社島田商店/株式会社福井銀行/古河電工健康保険組合/福井銀行職員組合
※敬称略
開発者の思い
世界一の長寿国となった日本。それに伴い、現在注目されているのが「健康寿命」です。健康寿命というのは、医療や介護に依存しない、あるいは依存度の低い状態で健康に生きることのできる期間のことです。
現在、日本における健康寿命と平均寿命には約10歳の差があります。つまり、亡くなるまでの10年は医療や介護に依存して生活しているということなのです。
医療の進歩により平均寿命が年々増加している一方で、生活習慣の乱れが進み、メタボリックシンドロームや心の病が増加するなど、心身に関わる新たな社会問題をはらむようになってきました。
そんな中、私はリハビリ専門職として、医療や介護業界で働いてきた経験の中で、「退職してから介護予防に取り組む」という風潮にどこか違和感を覚えていました。そして、生産年齢から積極的に健康に取り組むには、どうしたら良いだろうと日々自問自答していました。
この『健康経営ゲーム』は、健康というと「節制」や「我慢」というイメージがある現状を、どうにかして一人一人が「楽しく」学べるように、そして企業や組織が、我慢や節制など個人の行動に依存するのではなく、その活動の中で「社員の健康に取り組む仕組み」として楽しく学び実践できるように変えることは出来ないかとの思いから作成したビジネスゲームです。
『健康経営ゲーム』は、健康を個人で考えるのではなく、組織の仕組みとして捉え、健康への投資が企業や組織の業績に影響を与える事を模擬体験出来るようになっています。
この『健康経営ゲーム』を通して、企業の健康へ意識や風土が良い方向に導かれ、仕組みとして考えるきっかけとなり、スタッフの健康やその家族の幸せを考えながら企業活動をする、そんな愛情に溢れた健康経営を行う企業が増えるお手伝いをできればと切に願っています。
株式会社SUDACHI
代表取締役 小川 順大