会社名:株式会社笑農和さま HPはこちら
事業内容:農業に関するITコンサルティング、農産物の加工販売等
農業ITを掲げる富山の有望なベンチャー企業です 主要製品はこちら
参加人数:7名
研修目的:企業内の健康意識の向上と、チームビルディングによる組織力強化
研修概要:健康経営ゲーム®︎1回実施 健康チェックカード−心技体−1回実施
研修日時:2017年9月14日(木)13:00~
研修の目的
社長である下村社長の考え「健康を度外視にすると、結局真の成長を得られない」といった観点から、
1.業績と健康の関係性を知り、組織力強化の視点を学ぶこと
2.チームビィルディングの重要性を社員間で共有すること
上記2点を大きな目標として実施しました。
研修の様子
上記、下村社長の思いが浸透していることを健康経営ゲーム®︎開始直後から感じる結果となりました。
社長役を実施された下村社長のリーダーシップを中心とし、積極的にコミュニケーションが交わされ、それぞれの役職がお互いを思いやりながらプロジェクトを実施した結果、全体のゴールを達成し、7役職中5役職がゴール達成するといった好成績を残すことができました。
振り返り時も、好成績を残しはしましたが、2役職のゴール達成に至らなかった理由と、現実社会での会社内コミュニケーションの改善点を積極的に意見交換され、研修後に会社として取り組むべき課題の行動目標も立てることができたなどといった研修効果の高い内容となりました。
健康チェックカード-心技体-では、若い社員の人の方が意外とポイントが少ないという結果がでたり…多くの気付きを得る事が出来たといった振り返りとなりました。
研修実施後社長様インタビュー
ー今回なぜ弊社のヘルスリテラシー向上研修を実施されたのですか?
まずは、私自身が考えていることの1つに、『健康を度外視にすると、結局真の成長を得られない』といった観点があります。
例えば社員が1週間体調不良によって会社を休んだとした時に、社員その人は給与が減るといった観点があるけれども、会社にとってもその間納期が遅れたり、プロジェクトが滞るといった大きなダメージになるといったことを考えると、健康を維持するための環境を作ることが、会社として上記のリスクに対して対策を取れることになる。
そのためには、健康に対してのリテラシーを高めることと、健康や仲間を気遣える会社作りが必要であるとの思いから今回の研修をお願いしました。
ー健康経営ゲーム®︎を実施されて気づきや学びはありましたか?
はい。かなりの気づきがありました。
1人ひとりそれぞれチームの中で役割があるなと改めて再認識したことは大きかったです。
また、最終的に周りを見渡しながら、全体の体力や精神状態、資金状態などのバランスを見ながら指示する人がいた方が、会社のゴールやそれぞれのゴールを達成しやすいのではないかといった気づきですとか、仕事をなんでも管理職クラスが実施するのではなくて、社員が成長して稼ぎ頭になってもらう環境作りが必要であるとか。
そのためには、体力や精神状態といった普段なかなか見えない健康状態について把握しあえる環境作りが必要であると感じました。
ー振り返り時に印象的であった場面をお聞かせください
若い社員が多い弊社で、ゲーム途中では「お金を稼いで健康を買えばいい」といったような会話もありましたが、最終的な振り返り時には、「現実世界で健康を買うといった行為よりも、常日頃から健康意識を高めていくこと、みんなで健康に関して向き合うことが大事」といった発言があり、若い社員の意識変容が起こっていたことに正直驚きました。
その他には、最初から戦略会議を実施し、全体の目標設定を把握したところまでは良かったのですが、振り返り時に、前半戦ルールがわからなかったスタッフが1名、わかっていたのに行動できなかったスタッフが1名いたと言う結果に正直気がついていませんでした。
弊社では今までも戦略を練る時間を多くとっていたつもりでしたが、個々人が理解しているか?行動できているか?まで把握はしていませんでした。ビジネスゲームといった方法を用いることで、戦略会議の重要性と今後の課題を発見できたことは大きな収穫です。
と、堅いことをお話ししましたが、ゲーム感覚で社員全員で楽しく学べたといった達成感や一体感が一番の収穫かと思います。
ー今後社内で社員が1人ひとり健康で働けるように取り組む施策について教えてください
今も5分間の踏み台昇降を社員で実施する取り組みはしていましたが、まずは1人ひとりの健康課題についての目標を共有し、後押しできる雰囲気作りから始めたいと思います。
また、踏み台昇降だけではなく、健康チェックカード−心技体−を実施して、スタッフ共通しての課題であがった体の硬さについて、教えていただいたストレッチについても取り入れたり、血圧計などの機器も配置して気軽に使用できる環境を整えていきたいと思います。
株式会社笑農和さま、今回は誠にありがとうございました。