今回も食事関係と健康経営について考えてみたいと思います。
最近、ダイエット関係でよく言われているのが糖質制限ダイエット。
あたかも糖質が悪いと言われているように聞こえませんか?
また、一昔前はノンカロリードレッシングなどといった、脂質を抑える食品が多く現れてきたのも皆さん覚えておられるのではないでしょうか?
たしかに、過度の糖質や脂質のとりすぎは良くないのは分かりますが、
「腹八分目」ということわざがあるように、
健康な体つくりの為には、
3大栄養素、糖質、脂質、タンパク質もバランスよく摂取することが重要であると言えます。
栄養バランスと健康経営
栄養バランスについて考えてみると、
例えば、糖質が不足すると、アミノ酸を作るために筋肉が分解され、筋肉量が低下する。
例えば、脂質が不足すると、集中力低下や、空腹感の助長による過食を招く。
例えば、タンパク質が不足すると、筋肉が作られず、太りやすく痩せにくい体質になる。
などといった事があげられます。
このような知識を基に、
社員の栄養バランスを考え、健康経営として実践している企業もあります。
東京急行電鉄株式会社様では、
まかない飯について管理栄養士が現地に赴き、栄養面での指導を行うなど生活習慣の改善を意識させるといった取り組みを実施されています。
まかない飯といえば、一般的には栄養バランスについてはあまり意識されていないものが多いのではないでしょうか?
まかない飯だけでなく、お昼のランチなどでも同じようなことが言えます。
丼物やラーメンのみだけであると、ほとんどの場合栄養バランスは偏っている事が多いと思われます。
これを定食に変えたりや、変えることがどうしても嫌な場合はもう一品サラダを加えたり、小鉢を頼んだりすることで比較的バランスはとれます。
知識を知り、日々のまかない飯などを通じて、
栄養面での指導を行うことは、社員の健康への投資という健康経営の観点に沿っています。
身体の資本となる栄養バランスを考え、社員を愛し守る企業が増えることを願ってやみません。