健康を考えるうえで、食事は切っても切り離せない話になります。
食事は身体作りの基礎であり、
3大欲求(食欲、性欲、睡眠欲)の1つでもあります。
その大きな欲求のため、
食生活が乱れてしまうことも多々あることを、皆さんも経験したことがあるのではないでしょうか?
今回は改めて食事と健康、健康経営について考えたいと思います。
食事と健康経営
以前の記事「朝食と健康経営」でも書きましたが、
朝食を欠食すると空腹によるストレスなどから血圧が上昇することが報告されています。逆に朝食を摂取すると血圧上昇を抑えられることも報告されています。
また、1週間あたりの朝食摂取回数が少ないと脳出血のリスクが高くなるとも報告されています。
そんな色々と効果のある食事について、
食事の中でも朝食、昼食、夕食、間食、夜食など様々ありますが、
今回は夜食、間食について考えてみたいと思います。
夜食については以前よりあまり良いとする研究は少ないのが知られています。
特に、夜は副交感神経が優位となり体が休息モードに切り替わるため、21時以降の食事は消化されずに脂肪として蓄積されやすいなどといったことが報告されています。
これも以前の記事「朝食と健康経営」に通じますが、
朝方勤務とも非常に関係性が高いと言えます。
夜、残業することはリラックス作用が強い副交感神経が優位となり、作業効率を悪くするだけでなく、
脂肪の蓄積となって健康面でも結果的に悪影響を及ぼします。
間食については、
適度な間食は良いとされている報告もありますが、
いわゆる甘いものの間食は、
基本的に血糖値を上げやすく(血糖値が十分に下がらないまま血糖が高まるため)、糖尿病などにつながりやすいと言われています。
ついつい間食をとりたくなりますが、間食する食材に注意する(甘いものは控える)ことが健康には必要だと言えます。
経済産業省が推奨している、健康経営銘柄に紹介されている企業様の中にも、
社員食堂での健康サポー トメニューの提供に加え、
指導を必要とする従業員に対し産業医・保健師による食事指導を行う他、
健康保険組合、労働組合と 共同でスリムアップキャンペーンを実施している取り組み事例もあります。
※参考:健康経営銘柄2016企業レポート(2016年)(PDF形式:4,088KB)
健康経営ゲームで模擬体験
食事と健康経営の関係性について記載しましたが、
上記のように健康経営をすでに推進している企業の取り組みを、
ビジネスゲームで模擬体験できるのが弊社の「健康経営ゲーム」になります。
健康経営ゲームでは、経済産業省が認定する「健康経営銘柄」の実例を使用するカードで紹介しています。
実際の事例を知ることは、自分の肌感覚での「健康経営」の理解を深めてくれます。
どの企業もユニークな施策を採っており、事例を知るだけでも非常に楽しむことができます。
また、ただ取り組み事例を知るだけでなく、ビジネスゲームとして取り組み、
ゲーム特有の研修に「のめり込む」といった所から、振り返りを行うことで、
自社でできる健康経営の取り組みを真剣にスタッフで考え、シェアすることができます。
そして、ゲームとして楽しんでもらうこと、
ビジネスゲームのシミュレーション上で健康経営を模擬体験してもらうことで、健康経営の重要性を学んでもらうことができるのです。