ビジネスゲームと報告・連絡・相談

弊社のビジネスゲーム「健康経営ゲーム®︎」を通じて学べることの1つに、チームビルディングが挙げられます。ゲームのクリアには、参加者が自発的に動き回り、他の参加者と積極的なコミュニケーションが必要であり、コミュニケーション無くしてはゲーム上での経営が上手く成り立たない設計となっています。

これは現実世界でも役に立ち、ビジネスゲームといった仮想現実の中でコミュニケーションの重要性を体感的に学ぶことができます。

今回はビジネスゲームの特徴の1つであるコミュニケーションについて、報告・連絡・相談の観点から考えて見たいと思います。

 

報告・連絡・相談とは?

そもそも報告・連絡・相談とはどのようなものでしょうか?

報告とは、

(1)知らせつげること。また、その文章。
(2)任務をとげたのち、その状況や結果をのべること。また、その内容。

(新選国語辞より)

ビジネスにおいては、上司から部下への指示に対して、その結果や経過を知らせることが多いかと思いますが、上司から部下への方向性も現実ではあり得、義務であり完了形です。

連絡とは、

(1)つながりがつくこと。つながりをつけること。通じあい。
(2)事がらを知らせること。通知。

(新選国語辞典より)

ビジネスでは、情報を関係各所に知らせることで、事実のみを伝えることになり、主体的に行われ現在進行形で主に行われます。

相談とは、

他動詞:どうしたらよいかなどを話しあうこと。
自動詞:どうしたらよいかなどの意見を聞くこと。

(新選国語辞典より)

判断に迷う時や意見を聴きたい時などに仲間に参考意見を聴き、アドバイスをもらうことであり、信頼関係の促進に繋がる行為です。

この報告・連絡・相談が重要視されている理由は、ビジネスの重要要素「ヒト・モノ・カネ」に合せて、「情報」の影響が大きいためでもあります。

なんでも調べればわかる現代において、「情報」の質やタイミングは重要不可欠です。そしてその「情報」を扱うのは「ヒト」であり、組織において「情報の共有化」が組織を強くするためには必要であり、その根幹を担うのが報告・連絡・相談なのです。

 

情報の共有化

情報の共有化には3つの深度があることがよく知られています。

深度1:事実情報の共有化 ー知っている:見た・聞いた・読んだ

深度2:意味(目的)の共有化 ーわかっている(意味が通じる)

深度3:考え方の波長の共有化 ー心が揃っている(気持ちが通じる・共感・感動・やる気)

組織として働くことの意味は、「個々人が協力することで、1人では成し得ない大きな成果を得るため」であり、そのためには「情報の共有化」、特に深度3のようなお互いに助け合える関係(環境)を築く必要があります。この情報の共有化が出来るかどうかが組織の成果に大きな影響を及ぼすのです。

健康経営ゲーム®︎においても、この「情報の共有化」が非常に大きなキーワードになります。それぞれの深度に当てはめながらご紹介したいと思います。

 

事実情報の共有化

まず、共有化しなければならないのは、深度1の「事実情報の共有化」です。健康経営ゲーム®︎には役職があり、それぞれの役職には各々にゲームのゴール設定があります。このゴールは、自分だけでは達成することができない仕組みとなっており、各役職の資金状況やプロジェクト内容などの事実情報を把握することが必要不可欠です。

→ 健康経営ゲーム®︎の詳しい紹介はこちら

ここで行われるコミュニケーションは、報告や連絡です。事実情報を的確に把握し、全体で共有することによって、現在の課題と施策の方向性が決定されます。むしろ、この事実情報の共有化が上手くできなかった場合は、ゲームのクリアや意思疎通にも影響を与えることになります。実際に今まで企業研修にて健康経営ゲーム®︎を採用され、1度目のゲームでゴール達成できなかったチームは、最初の事実情報も共有化、つまり報告・連絡が上手くできておらず、現状把握が出来ないまま、現状の課題を共有できないまま最初から相談から入ってしまったという傾向があります。

 

意味(目的)の共有化

次に重要な点は、深度2の「意味(目的)の共有化」となります。健康経営ゲーム®では、ゲーム遂行前にゲームを使用した研修の目的とゲームそのもののルールを説明しています。ここで重要な点は、何のために研修を実施するのか?といった点です。ビジネスゲームは、参加者自身が考え自ら行動して初めて成り立つ研修です。先ずは動いてなんぼ。行動すること自体が研修の目的には含まれていますが、なかなか行動に移すことが出来ない参加者もいます。それには、ゲームそのもののルール理解が不十分な場合もあり、理解している人が理解していない人へルールを教えるといったこともゲームクリアのためには必要となります。

ここで行われるコミュニケーションは、連絡と相談です。ルールの事実や目的を役職間で連絡・共有し、疑問点があれば理解している人に相談する、理解できればどのように実施していくか相談するといった観点が重要になります。現実世界でも、その行動にどんな意味(目的)があるのかを考えて行動することは、特に有事の時には重要ですし、また職場内や社会のルールを理解して仕事に臨むことは、組織をまとめる上でも重要な観点です。

 

考え方の波長の共有化

そして最も深度が深くなり、チームビルディングもより一層構築されるのが、深度3の「考え方の波長の共有化」です。皆さんも、スポーツなどを通して1つの目的・目標に向かってチーム一丸となって取り組み、高い成果に至ったという経験をされたことがある方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。困難に打ち勝ち、組織で大きい課題を解決したり何かを成し遂げたとき、情報の共有化はきっと深度3まで深まっていたと思います。

健康経営ゲーム®では、全体のゴール設定が存在するため、1つの目標に向かって参加者全体で取り組まなければなりません。また、ビジネスゲーム特有のおもしろさを持ち合わせ、いつの間にか夢中になってしまう要素が存在することからゲームをクリアするための共感が生じやすく、クリアしたときの達成感を味わう事が出来ます。この達成感こそ、チームを強くするための1要素であり、必要不可欠なものでもあります。

 

ビジネスゲームと報告・連絡・相談

報告・連絡・相談は、単なる情報伝達ではなく、「情報の共有化」であり「人間関係構築の重要な手段の1つ」であると言い切ることが出来ます。

ビジネスゲームの特徴は、この報告・連絡・相談を駆使しなければゲームのクリアには至らない、つまりコミュニケーションが重要な要素を占めている点となります。

報告・連絡・相談などのコミュニケーションについての研修に悩んでいる企業ご担当者の方は、1度ビジネスゲームを通じて、普段当たり前に行っている報告・連絡・相談を見つめ直し、仕事の成果を上げるための能力開発としてご検討してみてはいかがでしょうか?

 

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