先日、NHKのガッテンという番組で、
腰痛に対しての特集を放送しているのを拝見しました。
腰やお腹周りは良く体の「要」として例えられます。
昔から「腹を冷やすな」とか、「丹田に力を入れろ」とか、お腹や腰回りの先人の知恵や名称を聞くことがあります。
今日は、腰と姿勢と健康経営について考えてみます。
姿勢と腰
多くの方が、いわゆる腰痛を一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
腰痛には様々な原因があると言われています。
①一般的な筋・筋膜性の痛み。
これはいわゆる筋肉痛として現れる痛みで、筋肉の使い過ぎなどで痛みが出現するもの
②関節の機能障害による痛み
これは変形性関節症などに代表される、いわゆる関節痛のような痛み
③神経痛などによる痛み
これはいわゆる神経痛などで、一般的には腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などが挙げられます
④心因性による痛み
そして、ストレスによって痛みを感じるということもあります
以上①~④で姿勢に関する痛みはどれでしょうか?
考え方にもよりますが、実は全てにおいて姿勢は影響しています。
筋肉や関節は姿勢と直結しているのはイメージできやすいと思いますが、
神経による痛みも、姿勢によって痛みが楽になったり増悪したりします。
そしてストレスを抱えると、いわゆる前かがみの姿勢になったりして、血液の循環が悪くなり結果、
ストレス性の痛みだけではなく筋肉や関節の痛みが出現することにもつながります。
習慣から考えると、
デスクワークの際や外出中に歩いている際に、下腹(丹田)に力を入れるだけでも、実はよい姿勢につながると言われています。
有名なのが、坂本竜馬の写真。
杜氏の写真は30分以上もの間、同じ姿勢を保たなければ、映像が残らないという仕組みでした。
その為、姿勢を保つには大変であったかと思われがちですが、
実は深く腰掛け、丹田に力を入れて座るだけで、効率的で良い姿勢を保つことができたと言われています。
それほど、腰と姿勢には深い繋がりがあります。
姿勢と健康経営
前回の記事、姿勢(首)と健康経営でも記載させていただきましたが、
姿勢に着目した健康経営の取り組みは、多く存在します(参考:健康経営オフィスレポート)。
例えば、椅子に座ってのデスクワークから、立って行うデスクワーク。
例えば、会議室の椅子をバランスボールに変えて行う会議。
例えば、姿勢に関してのセミナーを行い、営業の印象を変えるところと健康に繋げての取り組み。
このような様々な取り組み事例を自社で調べることも大変重要ですが、
楽しく、且つ模擬体験として体験しながら学べるツールが、弊社の「健康経営ゲーム」です。
「健康と業績の関連」および「健康と組織基盤の関連」を実測データにて紹介し、
且つ健康経営ゲームの実践と合わせることで、理論と体験の双方から健康経営の取り組み事例を実感できます。
腰を姿勢の要として捉えること、そして経営の要を健康であると捉えることを、
SUDACHIは健康経営ゲームでご提案していきます。